ラジオパーソナリティがNLPをやった方が良い理由

ミキサー

ラジオパーソナリティがNLPをやった方が良い理由について

ラジオパーソナリティはナチュラルに話した方が良いです。
原稿を読むアナウンサー的なものは除いて、感情表現があったりするので、それができないとつまらない。

講座とかに来る人を見ていると、原稿を一生懸命読んでいるので、堅くて何を言っているかがわからない。

本人は一生懸命やっているので、プラスアルファを乗せる余裕もありません。

3ヶ月くらいすると、なぜか、演劇方向へ流れます(これが間違いです)。

ちょっとかじってできるほど、演劇も甘くないです。

足りないのは何なのかを考えてもらえればわかるのですが、人と話すとき、役があってそれを演じることはないです。

役割はありますが、自分という個性をつぶす必要はありません。
あまりにひどければ作り直しますが、大抵は自分らしくで、OKです。

そうすると、感情を言葉に乗せるときの技術があれば良いです。

できれば、聴衆を引き込むような技術です。

話を聞いていたら泣いてしまったとか、記憶の中に入り込んでしまったなんて言われるのは、そういう技術があるからです。

もちろん、天然でそれを持っている人もいますが、そうでないなら、習って覚えてしまえば良いです。

これは役を演じるのではなく、脳のパターンを変えることなので、ちょっと知ればすぐにできるようになります。そして反復です。

演劇の場合は、演劇のための練習なので、パーソナリティとしては無駄が多いです。
個人的に学ぶのは構いませんが、目的が違います。

NLPの場合はコンマ数秒で感情を切り替えていきますので、話す内容に合わせて自分の状態(ステイトといいます)を変化させて、その感情状態で言葉を言うので、声の調子に感情が乗ってきます。

これを延々、なんの負荷もなくできるようになります。

そう、無意識にできるようになります。

NLPでは、覚えたことを無意識でやるようにする方法も含まれています。

昔、役者をやっていた人が私のところに習いに来たときに、『NLPをやっていれば、役者やめてなかった』と言ってました。

自分の状態をコントロールするのは、演技の一つかもしれませんが、無意識に無理なくできるとしたら、説得力のある態度になります。

ぺらぺらの読んだだけの言葉よりも、声のトーン、スピード、間といった技術的とも思われる部分が、無意識にできるようになります。

NLPのステイトを学ぶことで、話の技術力は格段に向上します。